【自動車】「スバル」は利益率で勝負へ、台数追わず--富士重工業社長 - 政治経済ニュース・今私の気になる事




【自動車】「スバル」は利益率で勝負へ、台数追わず--富士重工業社長

  8月9日(ブルームバーグ):2012年以来の株価上昇率が約5倍と、突出している自動車メーカーがある。「スバル」ブランドの販売拡大で業績好調な富士重工業 だ。その吉永泰之社長はいま、「このまま規模拡大するのが本当にスバルの道なのか」という問いかけをしようとしている。

吉永社長は5日のインタビューで「販売が好調だと、こんなに売れてるんだから安い車も出そうよという雰囲気にもなる」と会社全体が勢いづいている現状を指摘した上で、8月下旬から社内であらためてスバルが目指す方向を議論し、来春にもまとめたいとの意向を示した。新たな方向性が決まれば「スバルとしては大きなターニングポイントになる」という。

吉永社長は、年間販売100万台レベルがスバルに合っており、その達成後は台数より利益率を求めたいとの考えを示した。国内自動車8社のうち販売規模は最少だが、「他社と違う立ち位置を持つことに強い意味」があり、その違いは「他よりちょっとだけ高くてスバルにしかつくれない車」や「高付加価値で高利益率を目指すビジネスモデル」という。富士重は20年までに年間販売100万台を目指す計画を示している。

調査会社IHSオートモーティブの川野義昭アナリストは、スバルは水平対向エンジンという差別化の武器を持っており、得意分野に集中するのは評価できると述べた。また、ナカニシ自動車産業リサーチの中西孝樹アナリストは、100万台レベルでニッチ市場に応えていくのは正しい戦略だという見方を示した。

水平対向エンジンは左右に分かれたピストンが対称的に動いて振動を打ち消し合う構造で、低重心で走行の安定性に優れているとされる。独ポルシェとスバルが車両に搭載しており、「スバリスト」と呼ばれる熱心なファンがいる。

抜群の利益率

09年度に1.91%だった富士重の営業利益率は、東日本大震災時の11年度に一時低下したのを除き毎年向上。13年度4−6月期には12.73%へ拡大した。ブルームバーグデータによると、4−6月期はトヨタ自動車 の同10.61%、ダイハツ工業 の9.57%、ホンダ の6.53%などをしのぎ、国内8社でトップ。

スバル販売好調は、09年に全面改良した5代目レガシィを投入したころに始まった。世界で自動車の小型化が進む中、セダンタイプの車幅を50ミリ、車高で80ミリ拡大し、アウトドア愛好家好みに仕上げた。以後、新車投入の度に、アウトドア向けだけでなく都市部や女性などに顧客層を広げた。世界販売は08年度の55.5万台に対し、13年度に約35%増の75.2万台の見込みだ。

ラインアップが少ないのもスバルの特徴だ。富士重は08年にトヨタ、ダイハツと3社の協力関係強化で合意し、経営資源集中のため軽自動車の生産を止めた。現在の基本生産モデルは「レガシィ」「インプレッサ」「フォレスター」など6車種でいずれも水平対抗エンジンを搭載している。

安全性でも評価は高い。米国ハイウェイ安全保険協会の安全評価で、スバルは北米販売モデルで相次ぎ高い評価を得ている。中西アナリストは、スバルは「アウトドア」と「安全性」の2つの強みで顧客を惹きつけており、満足度も高いと述べた。

トヨタとの関係

中西アナリストは「スバルがニッチ市場に集中できる背景にはトヨタとの関係の良さがある」と述べた。トヨタは富士重株の16.5%を保有する筆頭株主。12年にはスバルの水平対向エンジン技術を生かしたスポーツカーを共同開発し、スバルが「BRZ」、トヨタは「86」として発売した。両社の技術とトヨタの資金力を生かして開発したモデルで、BRZは米国で納車まで一時8カ月待ちの人気車種となった。

自動車市場で世界最大の中国では、政府が11年にトヨタと資本関係を理由に富士重の現地生産認可を見送るという誤算もあった。しかし、翌12年に発生した反日運動では日系自動車メーカーが販売急減に苦しむ中、富士重は日本からの輸出車両を、中国でなく米国に振り向けることで収益への影響を抑えることができた。

リスク

業績好調な富士重のリスクについて、アドバンストリサーチジャパンの遠藤功治アナリストは「敢えて挙げるとすれば、米国市場に大きく依存していることで、米国経済が落ち込み市場が縮小したら収益への影響が大きい」と述べた。13年度計画で米国販売は全体の51%を占める。

吉永社長は、高付加価値・高利益追求の方向を極めるには、商品だけでなく、販売店やアフターサービスの質などを上げる必要があり、巨額の費用がかかるとみている。それでも、「足元で利益が出ている今だから、勝負に出てもいい」と感じていると述べた。同時に全社が同じ方向を向かなければ達成できない難しい挑戦で、「従業員の生活もかかる」課題であることから、慎重に社内で議論を深めていく方針だ。


ソースは
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MR5K6I6JTSEI01.html




軽自動車の生産を切り捨ててからと言うのも、業績はうなぎ登りだ。

普通車1台売れたら軽自動車の3台分は儲かると言う話を聞く。

利益率で勝負っていうのはそういうことだと思う。

普通車に絞った上で販売台数が伸びているし、向上に置ける生産が間に合わず、休日出勤しているくらいだ。

実にうらやましい。

ただ、サンバーと言う大人気軽自動車を切り捨てたのは痛い。

欲しい訳じゃないが、この車種だけはたの軽自動車と比べても販売台数、利益ともに群を抜いていた。

これだけでも残せればと思ったが、自社生産でなくなったのはやっぱり寂しいな。

今後もスバルには期待したい。




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この記事へのコメント
それはそれで、一つの作戦ですね。
薄利多売は、朝鮮人が良くやる事です。
Posted by coffee at 2013年08月11日 15:15

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