【海外】アジア賃金、10年で倍増 メーカー悲鳴、先進国も値上げの連鎖 - 政治経済ニュース・今私の気になる事




【海外】アジア賃金、10年で倍増 メーカー悲鳴、先進国も値上げの連鎖

 アジア地域の賃上げ圧力に歯止めがかからない。経済成長の恩恵を国民全体に行き渡らせようとする政策を背景に、過去10年あまりで各国の平均賃金はほぼ倍増。地元の安価な労働力に頼ってきた海外資本による従来のビジネスモデルを破綻させかねない勢いだ。労働コストの上昇を製品価格に転嫁せざるを得ないメーカー側は、顧客離れのリスクに戦々恐々としている。

 ◆コスト高吸収困難

 シンガポールの家具メーカー、コダは、中国、マレーシア、ベトナムにある生産拠点で相次ぐ賃金上昇への対応に苦慮している。世界的に景気が低迷し、競争が激化するなかで製品価格の引き上げは避けたいところだが、これ以上コスト高を吸収することは難しいとの判断から、同社はこのほど2年ぶりの値上げに踏み切った。

 米家庭用品小売りのウィリアムズ・ソノマや米室内装飾品小売りのコスト・プラスのほか世界50カ国に顧客企業を抱えるコダのエグゼクティブディレクター、アーニー・コー氏は「それでもすべてのコストを転嫁しているわけではない。値上げに対して顧客が不満を漏らすのは当然だが、ほかに手立てがないことを分かってほしい」と訴える。

 その上で「中国でのここ3年間の賃金上昇は正気の沙汰(さた)と思えない。ベトナムでは労働組合との団体交渉が継続中だ。マレーシアでも最低賃金の水準をめぐり、複数のメーカーが悲鳴を上げている」と厳しい状況を説明する。

 国際労働機関(ILO)によると、アジアの平均賃金は2000〜11年でほぼ倍に跳ね上がった。先進国では5%上昇、世界全体では約23%上昇している。賃上げを主導した中国ではこの間の平均報酬が3倍以上に膨らんだ。

 東南アジアではタイやインドネシアなど5カ国以上が最低賃金水準の見直しに着手。安価な玩具や衣料品、家具を生産する海外企業にとって、こうした動きは重い負担となってのしかかっている。

 HSBCホールディングスのアジア経済担当共同責任者、フレデリック・ノイマン氏(香港在勤)は「世界の製造業の一大拠点というべきアジアで生産コストが上昇すれば、あらゆる製品に対する値上げ圧力が地球規模で高まるのは避けられないだろう」と予測する。

 シンガポールの今年2月の消費者物価上昇率は4.5%と、過去10年間の平均2.6%を大幅に上回る水準を記録した。また香港では、同じ期間の平均1.9%の2倍を超える4.4%に達している。

 ◆人件費圧縮の動き

 世界貿易機関(WTO)のまとめによれば、アジアでの11年の工業製品輸出総額は5兆9800億ドル(約580兆円)。10年より18%増加した。1980年に720億ドル、2000年に4320億ドルだった東南アジア諸国のみでの輸出総額は1兆2400億ドルだった。世界の繊維製品・衣料品輸出上位10カ国のうち、7カ国はアジアに位置している。

 前出のコダの顧客である米家具小売り、スター・インターナショナル・ファーニチャーで製品開発担当責任者を務めるカール・ジョンソン氏は、提携するアジアの供給元15社すべてが過去1年半で製品価格を値上げしたと説明。結果的に同社も5%の値上げに踏み切らざるを得なかったとした上で「アジアでの桁外れの賃金上昇から、米国の消費者も無関係ではいられなくなった」と警鐘を鳴らした。

 今後メーカー側は中国、タイ、インドネシアなどからバングラデシュ、ベトナムといった賃金上昇圧力がまだ比較的高くない国へと生産拠点を移転する必要に迫られそうだ。

 このほか工場内の自動化を進めて人件費を圧縮しようとする動きもみられる。シンガポールに本社を置き、漢方薬の製造・販売を手がける余仁生は、マレーシアと香港にある工場の自動化に1200万シンガポールドル(約9億円)を投資した。

 中国を除くアジアでは最大手の同社を率いるリチャード・ユー最高経営責任者(CEO)は「自動化を進める以外にない。以前は工場内に大勢の従業員を並べて座らせ、漢方薬の包装をしてもらっていたが、今やそうした作業はすべて機械が行う」と述べた。

ソースは
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130417/mcb1304170501001-n1.htm




発展途上国では賃上げ労使交渉ストライキにデモ活動、下手すりゃ日本人社員を拉致換金し籠城を行ったり、工場などを焼き討ち、流血沙汰なんて当たり前のように行い自らの主張を行ってくる。

安いからだけの理由で海外生産はもはや無理な時代に突入している事だろう。

先進国だと日本以上の給与や福利厚生を求めるし、しかも仕事のクオリティは日本人並み、それ以下とか平気である。

やはり国民性だ。

日本国民に勝る人間はそう多くはない。

これを機会に日本国内への回帰を進めてはどうだろうか。

有り余った人材を買いたたくチャンスでもあると考える。




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この記事へのコメント
日本企業なら日本で生産しろ!
Posted by coffee at 2013年04月21日 13:05
悪循環。外国で製造しなければ安い物が造れない。外国に工場を移転するから日本国内の雇用は減っていく。本当に日本を復活させたいのなら外国人を雇うなよ。made in Japanは何処へ消えていったのか…。
Posted by アホのミックス at 2013年04月21日 19:59

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