【鋳造業】「ほこ×たて」で有名に…絶対に壊れない壁を壊す最強鉄球 川口の鋳物職人の技術の結晶 - 政治経済ニュース・今私の気になる事




【鋳造業】「ほこ×たて」で有名に…絶対に壊れない壁を壊す最強鉄球 川口の鋳物職人の技術の結晶

互いに「絶対に負けない」と自負する人や物を戦わせる人気テレビ番組「ほこ×たて」で、「最強」と称される鉄球がある。川口市本町の鋳物製造会社「富和(とみわ)鋳造」が作った直径1メートル10、重さ5トンの鉄球だ。川口の職人が本気でこしらえた鉄球は、「絶対に壊れない壁」をぶち破り、「絶対に壊れないバリケード」を吹っ飛ばして、番組の看板キャラクターに上り詰めた。

◆TV番組用に技術結集

 同社の鉄球はなぜ強いのか。飛高利美社長(73)は、「まず、均一であること」と言う。密度にばらつきがあって芯が定まらないと、対象物にぶつかったときに力が分散する。だが、同社の鉄球は密度が均一のため、力を一点に集中できる。

 実はこれが至難の業だ。砂型に流し込まれた「湯」(溶かした鉄)は、外側から次第に冷える。物質は冷えると縮む。だから放っておくと内側に「引け巣」(微細な空洞)ができる。これでは均一にならない。引け巣を作らぬよう、適切なタイミングで「押し湯」(溶かした鉄の追加投入)をするのが、職人の腕の見せ所という。

 もう一つのポイントは「硬すぎないこと」。一般的な鉄は、カーボンやシリコンなどがわずかに配合されており、カーボンの割合が1・5%前後になると最も硬いとされる。鉄球は硬すぎると割れやすくもなるため、あえて3・5%前後のカーボンを配合して、強くて割れにくい、ちょうどいい硬さを目指した。

 同社は、上下水道のバルブが主力製品で、普段から鉄球を作っているわけではない。だが、吉田秀夫工場長(64)は「依頼があれば何でも作る」と豪語し、これまでICチップを作る機械部品から22トンもの板金用プレスまで、幅広く鋳造を手がけ、岩を砕くための鉄球を作った経験もあった。

 2011年11月頃、評判を聞いたテレビ関係者から「何でも壊す鉄球を」との依頼を受け、対決用の鉄球を製造。12年1月の番組登場から、4戦して3勝1引き分けと無敗を誇る。吉田工場長は断言する。「社員45人のうち、社長以下17人が1級技能士。負けるわけない」。鉄球は、技術集団のプライドの塊なのだ。

 テレビ放送後、全国から問い合わせがあり、強度試験用などの鉄球製造の依頼も来た。今では年間10校以上の小学校が工場見学にやってくる。鉄球を間近に見て「僕も将来やってみたい」と言ってくれる児童も出てきた。「だから負けるわけにはいかないんだよ。子どもたちの前では必ず、『次も絶対に勝ちます』って言うんだ」。吉田工場長は真剣に語る。

 鉄球は今、火花散る工場の片隅にひっそり鎮座する。歴戦の傷痕はどれもかすり傷程度で、へこみなどのダメージはない。無敗のヒーローは静かに、次なる戦いを待っている。

ソースは
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20130328-OYT8T00022.htm




ほこたてはフジテレビの中で数少ないいい番組だと思うな。

ドリルvs金属、鉄球vs壁とかまさに矛盾で面白い。

事前にゲームバランスの談合を勝負する企業同士で行って、ルールを設定するまでの過程に興味がある。

異種企業同士の専門家が話し合いをして、自分たちが勝てるルールをどう作って、合意するか。

どちらの企業も自社製品に自信を持ち勝てる気まんまんな中で行われる勝負はらはらするだろうな。

こういう職人さんが脚光を浴びるのは良いことだと思う。

ニッタンのような地味な会社が一般人にも知られるようになったし、ドリルのOSGだって一般人はほとんど知らない会社だった。

子供が技術者に憧れられるようになる企画はとても有益だと思う。

このような日本国が誇れる技術を紹介する番組はドンドン行った方が良い。




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この記事へのコメント
私は見ていませんが、現在の矛盾の対決は面白そうですね。
Posted by coffee at 2013年03月29日 08:13

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