【自動車】富士重株の快走止まらず 中国展開の出遅れが幸い 日米販売が好調 - 政治経済ニュース・今私の気になる事




【自動車】富士重株の快走止まらず 中国展開の出遅れが幸い 日米販売が好調

  11月19日(ブルームバーグ):日米の販売好調で増益を続ける富士重工業 は、今年の株価上昇率 で83%を記録し、自動車業界で突出している。各社が注力する世界最大市場の中国では、現地生産計画がいまだ実現せず、5月には中期経営計画を修正せざるを得なくなったが、その誤算さえチャンスにして、さらなる増益を狙う。

「幸いなことに中国の販売予定分を米国や日本に振り替えることができる」−富士重の吉永泰之社長は10月30日の決算会見で、今年度の中国販売減少分を日米でカバーして「収益への影響は最小限」との見通しを示した。日米では受注に生産が追いつかず、現在も車種によっては6カ月の納車待ち。供給力の増強が喫緊の課題だ。

日系自動車メーカーの中国販売が10月に半減するなど大幅に落ち込んだ影響で、日産自やホンダは今年度の純利益予想を20%下方修正したが、富士重は同予想を従来比で40%引き上げた。大規模な反日デモがあった9月14日以後の富士重の株価は28%上昇、ホンダ が3.0%の下落、日産自動車 は変わらず、トヨタ自動車 が3.4%上昇にとどまっている。富士重はダイハツを除く大手8社で唯一、中国生産を実現できず、日本からの輸出で対応していたことが幸いした。

インテリジェンス・アジア・オートモーティブのマネジングディレクター、アシュビン・チョータイ氏は、富士重は中国へ限定的に輸出販売している状態で、利益の柱が日米であることが幸いしたと指摘した。

富士重の今年度上期の世界販売台数で、日本は約21%、米国が約47%を占める一方、中国は8%弱に過ぎない。前年同期比では米国が45%増、日本の登録車は26%増と、日米市場は新車投入効果などで販売が好調だ。

新型車で日米好調

富士重は昨年暮れから今年にかけ、ハッチバック車「インプレッサ」やSUV「フォレスター」の新型モデルを投入したほか、トヨタと共同開発のスポーツカー「BRZ」、都市走行を念頭に開発した新型SUV「インプレッサXV」を新規に発売。1日には、今年の米国販売がすでに前年実績26.7万台を上回り過去最高を記録したと発表した。

吉永社長は、2007年設置のグローバルマーケティング本部がうまく機能し、米国ではモデル末期でも販売促進費を増やさずに済んでいると指摘。調査会社オートデータによると、米国の今年9月までの販売促進費は業界平均2490ドルに対し、富士重は969ドルだった。

足元の業績好調な富士重だが、半年前には中国での生産開始タイミングを逸して戦略転換を迫られ、15年度の世界販売計画を5万台下方修正した。

富士重の森郁夫前社長が中国での生産検討を明らかにしたのは09年末。10年末には12−13年度の生産開始を目標に据え、現地メーカーとの提携などを10年度内に決める方針を示したが、中国当局は合弁認可に難色を示したまま、富士重に正式な回答をしていない。関係者によると、中国政府は外資1社につき現地で2社までしか乗用車の合弁生産会社の設立を認めておらず、富士重については、すでに2社の合弁を設立しているトヨタの一部とみているためという。

米国需要取り込みへ

11年6月に就任した吉永社長は同年8月のインタビューで、「3年前までであれば、日本メーカーの現地生産はウエルカムだったはずなのに」と悔しさをにじませたが、まもなく15年度までの注力市場を中国から米国に切り替え、米国需要の取り込みを優先した。今年5月の中期計画修正では、15年度の米国販売を当初の35万台から38万台に引き上げる一方、中国では輸出で拡販を目指しディーラー網拡充に着手、販売目標は従来の18万台から10万台へ引き下げた。

同時に米国では生産能力増強の検討を始めた。現在の計画では、現地生産能力は14年夏までに20万台となるが、それでも15年度の販売目標の半分強にとどまる。高橋充最高財務責任者(CFO)は5月、米国生産能力の大幅拡大は巨額投資が必要となるため慎重に見極めると述べており、拡大規模や投資計画についは今年末までに決める予定だ。

愚直なものづくり

富士重の販売好調や株価の独歩高は特定商品のヒットや中国問題など一時的要因ではないというのが市場関係者の見方だ。岩井コスモ証券投資調査部の清水三津雄副部長は、富士重株の上昇について「高い技術力を持ち、愚直なものづくりで花開いた」印象だと語り、身の丈に合った経営をする会社で安心感があると指摘。独立系調査会社カノラマの宮尾健アナリストは「商品力ひとつで販売を伸ばしている会社」であり、ユーザーも同じ車を乗り換える傾向が強く安定していると評価した。

富士重は水平対向エンジン搭載にこだわり、他社との差別化を図っている。左右に分かれたピストンが対称的に動き振動を打ち消し合うエンジンは、海外でポルシェがスポーツカー「911」に搭載するなど低重心で走行の安定性に優れていると定評があり、根強いファンがいる。

さらに、富士重は安全性能の強化にも取り組んだ。10年に主力モデル「レガシィ」に搭載した運転支援システム「アイサイト」は、ステレオカメラを用いて障害物を検知すると自動停止する「ぶつからない車」として一定の評価を得て、国内市場で販売をけん引した。現在の国内販売の6割はアイサイト搭載車両で、今後海外にも展開する。

今後も株価は堅調

調査会社のチョータイ氏は「富士重は世界経済が混乱する中でも成功を続ける興味深いメーカーだ」と評価する。昨年暮れから人気2車種のモデルチェンジと新型2車種を投入した効果もあり、業績の好調は来年も続くだろうとみている。岩井コスモ証券の清水氏も、富士重の株価はしばらく堅調な伸びが期待できるという見方を示した。円高ながら為替相場は落ち着く様相を呈しており、またトヨタと共同開発など提携効果が出ていることも安定感を高めているという。

高橋CFOは13日、株価上昇について「15年度に営業利益1200億円の目標が株価には表れていなかったが、ようやく市場関係者からも受け止めていただけるようになった」と述べた上で、「今後、実績を積んでいくことで、もう少し反応していただけると期待している」と語った。

中国生産は欠かせない

ただ、中期的には中国での生産が大きな課題となる。調査会社IHSオートモーティブの西本真敏アナリストは「短期的には中国生産の遅れが幸いしたが、今後の成長は中国市場抜きには語れない」と述べた。中国は富士重が得意とするCセグメント(中型サイズ)市場が大きい上、米国で好まれる車の傾向と似ていると指摘した上で、小型車が主流の東南アジアやブラジルなどには代えがたい「欠かせない」市場であるとコメントした。 

吉永社長は13日、中国生産は引き続き可能性を求めていくが、現時点では状況を見守るしかないと語った。合弁相手としてはこれまで交渉をしていた奇瑞自動車 を想定し、他との交渉はしていないという。奇瑞自動車は、印タタ ・モーターズ傘下の高級車メーカー、ジャガー・ランドローバーと中国で合弁を設立し、今後5年で最大30億ドルを投じる方向で検討している。  

ソースは
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MDH6906S972L01.html




記事中冒頭の世界最大市場の中国では、現地生産計画がいまだ実現せずと記されているが、実はその要因が一番良い結果産んでいるような気がする。

中国大陸進出で大やけどしたと言う事が日本国は過去にもある。

満州で理想郷を作る、作れると扇動されて、日本国の本土から出ていったのと同じなのかもしれない。

当時は戦争が出来、日本国は戦争をすれば勝てると勢いに乗っていたと言うのも有り冷静な判断は出来なかったと言うのは事実だが、日本国が戦争に負け満州国から撤退してくるのが容易でなかった事は皆さんも良く知っている事だと思う。

この満州の話しを出すのは状況が違うと思われるかもしれないが、色々な業界から企業などが中国大陸へ進出し、進出に遅れをとる企業は良いように言われないという状況はよく似ているのではないかなと私は思う。

歴史は繰り返すのに経営者はなぜ学ばないのかと正直思う。

記事中最後には富士重工も中国大陸への投資を行うと記されているが、考え直した方が良いと思う。

中国の習近平体制が今後どのようになるか予測も付かないと言う恐怖がある。

利益よりもマイナスの要因しか思い浮かばない。

結論から言えば、富士重工は自らの背丈の範囲で生産・販売すればいい。

今の状況が一番有っていると思う。

富士重工が作る車は大衆車と言うよりもマニア車と言うような感じで、全ての人達が受け入れるとは思わない。

急激な成長は過剰な生産能力を抱え込むだけ。

需要と供給のバランスが崩れた時に一気にがたが来る。

経営者は見極めが重要で判断を間違えないように良く検討して頂きたい。




ランキング参加中です。
応援お願いします。
人気ブログランキングへ blogram投票ボタン
この記事へのコメント
支那に進出する企業に天罰が下り、支那を縁遠い企業が幸せになりますように!
Posted by coffee at 2012年11月20日 00:56

コメントを書く

お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

ランキングバナー

この記事へのトラックバック

TBSが痴漢報道で安倍晋三の映像!『みのもんたの朝ズバ!』がNHK痴漢アナ逮捕のニュースで安倍総裁の映像を流す・悪質なサブリミナル印象操作・【日本破壊法案を推進する民主党をぶっ潰せ!集会&デモin渋谷】
Excerpt: ↓忘れずに、最初にクリックお願いします。↓ 11月16日、TBS「朝ズバ」は、NHK森本健成アナが痴漢で逮捕されたニュースを放送した際に、自民党の安倍晋三総裁の映像を流し..
Weblog: 正しい歴史認識、国益重視の外交、核武装の実現
Tracked: 2012-11-20 00:57
ブログパーツ
アクセスランキング
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。