【電力】福島で"国内最大規模の地熱発電計画"をめぐり議論が起きています - 政治経済ニュース・今私の気になる事




【電力】福島で"国内最大規模の地熱発電計画"をめぐり議論が起きています

再生可能エネルギー戦略の柱となっている地熱発電。

現在、全国18の地域で建設計画が進行していますが、福島県では国内最大規模の地熱発電計画をめぐって、議論がわき上がっています。

福島県内で、1995年から運転している地熱発電所周辺で起きたという異変の現場を取材しました。

奥深い会津の山の中にある柳津西山地熱発電所。

1995年から運転を開始し、単体での出力は日本最大の6万5,000kW。

過疎に悩む柳津町が誘致したという。

柳津町地域振興課の新井田 修課長は「ここの山の方に、二十数本の井戸が掘ってあります(使用中の生産井:22本)。で、パイプラインを通じて、こちらに送られてくるという」と話した。

自然エネルギーとしては、安定した出力の地熱発電だが、減衰という課題もある。

柳津西山地熱発電所では、毎年40万MWh前後を発電してきたが、ここ数年はピーク時から半減している。

発電に使う熱水は、地下1,500メートル以上からくみ上げて、そのうち6割を地下に還元しているが、熱水の中にヒ素や高濃度の硫化水素が含まれており、環境への影響を懸念する声もある。

柳津町地域振興課の新井田 修課長は「環境影響調査ということで、この自然界、あとわれわれ生活している人に悪影響がないかというのを、ずっと継続してやっていますし、今のところ順調に運転しているということなんです」と話した。

運転開始当初は、近隣から「異臭がする」という苦情が相次ぎ、原因は蒸気に含まれる硫化水素と判明した。
地熱発電所は、すぐに除去装置を取りつける対応を取っていた。

一方、地熱発電による温泉への影響について、柳津町地域振興課の新井田課長は「『これは大変だ』というような問題、トラブルは大きいものはないですね」と話した。

地熱発電所からおよそ1.7km、5軒の旅館が集まる西山温泉の前組合長・原 忠さん(77)が、6年前の出来事を初めて証言した。

原さんは「地熱開発が進んで、ずっとここが、源泉の温度が下がったのと、(温泉の)出る量が減ったので、40度以下になっちゃった。風呂として入れなくなっちゃったから。どうしていいか、わからなかったですね。商売が続けられるのかどうか」と話した。

地熱発電所は「温泉の変化は、地熱発電の影響ではない」としながらも、地域貢献として、源泉を深く掘り下げる対策を取った。

現在、原さんの温泉は、以前と同じ状態に戻っている。

原さんは「わたしたちは、温泉組合の人たちは、みんな当然、因果関係ありと思っていますよ。地熱発電が始まるまでは、全然(変化は)なかったですよ。ずっと安定していましたから、温泉が変化する、こんなんになるなんて、予想もしなかったですよ」と話した。

また原さんは、ここ数年、地震が多くなったと感じると話す。

原さんは「時々、直下型の地震っていうかな。ドーンと突き上げるような地震があるんです。地元の人は、地熱地震だと言っていますよ」と話した。

2009年には、柳津町を震源とする震度4の地震が発生しており、地元では、地熱発電との関連性が話題になったという。

この地域の地震を調査した東北大学の浅沼 宏准教授は「地熱開発というのは、どちらかというと、地震が発生しやすい場所がターゲットにしているということがあるので、私どもとしては、この有感地震は地熱発電所の操業、あるいは何らかの人為的行為によって発生したのではないということを結論づけております」と語っている。

一方、日本最大となる27万kWの地熱発電所が計画されている磐梯朝日国立公園。

福島県の対象7市町村から、国がまず交渉相手に選んだのは、会津地域だった。

猪苗代町の前後 公町長は「通産省(経産省)の方がおいでになって、ぜひ猪苗代町、磐梯町、北塩原の3町村でもって、これについて考えてくれないかと」と語った。

9月、3つの自治体は、いち早く1次調査の受け入れを表明した。

調査は、検討材料として必要と強調する一方、期待をにじませる。

猪苗代町の前後 公町長は「メリットの方が多いんじゃないですか、わたしから言えば。熱の利用、これは農業にわたしは使いたい」と語った。

地熱発電所の余熱を利用した農業は、柳津町でも計画されたが、コストがネックになり断念した。

現在、全国18カ所の地熱発電所で、余熱利用をしているのは、3カ所ある。

一方、柳津町には、地熱発電所の固定資産税6億円が、初年度だけで入ってきた。

西山温泉の前組合長・原さんは「町村では、もちろん固定資産税がごっそり入りますからね、それはやりたいでしょう。でも、それだけではね、何か万一影響があったら、その人たちはどうするのかっていうのが」と話した。

柳津西山地熱発電所の電力は、東北地方で使用されているが、大規模地熱発電の計画は、どこで使う電気なのか明らかにされていない。

そこに問題の本質があると、福島大学の後藤 忍准教授は指摘する。

後藤准教授は「今回の提案される大規模地熱というものの、その電力をどうするのかと、また首都圏に送るのかということですね。本来、自然エネルギーというのは、自分の近くでエネルギーを作り出して、それを近くで使うという。それに反する計画になっていないかということですね」と語った。

発電所に翻弄(ほんろう)されてきた福島の人々。

一方で、財政難にあえぐ自治体の思惑。

新たな大規模地熱発電を福島に造る目的が今問われている。

ソースは
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00234195.html

自然エネルギーと言うのは自然界のエネルギーを掠め取っているわけだから、必ずどこかにしわ寄せが出る事は承知の上。

アメリカでも、シェールガス掘削の為に縦穴を一杯掘っているから、掘削された地区は地震が多発している現状もある。

地熱発電なんて地下から砒素などの重金属や硫黄化合物が噴出することもある。

そんなに綺麗なものではなく、まかり間違うと大惨事を起こす可能性もある。

地熱は無尽蔵にあるものだと思われがちだが、地熱発電のための井戸は定期的に掘り直す必要がある。

荒野ならいくらでも掘り放題でなにも問題にはならないだろうが、日本じゃ掘るたびに環境破壊だとか温泉がとかなんだかんだ大騒ぎになるから地熱発電所を維持して行くのは意外と難しいかもしれない。

結局こう言う事が日本の現実。

割り切って物事を進めることができない。

両者に言良い顔をしてどっちにもつかないで結局は何もやらない。

日本で、本気で地熱発電に取り組めば、原発なんて不要になるくらいの電気を作ることだって可能だし、基本的に二酸化炭素なども出さないクリーン発電。

でも、温泉経営者達がうるさくてどうしようもない。

東京に近い箱根に地熱発電所を作れば、首都圏に相当供給できると思うのだが、どうだろう。

温泉という観光資源は日本国独特のものであり、日本国民が慣れ親しんでいる事も事実であり、地熱発電を行う為の立地には必ず温泉があると言うこと。

人類が生きて行くには今手に入れた文明を捨てることなどできない。

原発依存を減らすには何らかの安定的な発電施設を作る必要がある。

地熱発電は、その筆頭である事は確かであり、最も効率の良い再生エネルギーである事は疑う余地のない事である。

原発を続ければ良いと言う人達が必ず居るが、使用済み核燃料棒の廃棄方法も未だに定まらない状況であり、昨日もフランスで放射能漏れ事故が有ったが・・・。

私個人は本気で原発以外の発電方式を確立して行かねばならないと思う。

そして、日本国内で数ある原子力発電所の中で現在は大飯原発しか動いていない状況からもう原発なんて動かす必要などないと正直思う。

文明の維持、生活は滞りなくできている。


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この記事へのコメント
原発が一番!
Posted by coffee at 2012年10月27日 12:01

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