【電力】滋賀:県知事と京都府知事、野田首相の大飯再稼働会見に"そろって不満表明" - 政治経済ニュース・今私の気になる事




【電力】滋賀:県知事と京都府知事、野田首相の大飯再稼働会見に"そろって不満表明"

 野田佳彦首相が大飯原発再稼働で夏季限定を否定したことについて、京都府の山田啓二知事と滋賀県の嘉田由紀子知事は8日、そろって不満を表明した。

■山田京都府知事「政府説明の変化 唐突」

 再稼働に慎重な両知事は、電力需給が切迫する今夏に限っての運転を主張。首相会見を受け山田知事は「(発電)コストの問題を全面に出して説明したが、電力需給が理由という今までの政府の話とは変わっている。唐突な印象だ。政府としてきちんと説明してほしい」と訴えた。

■嘉田滋賀県知事「フル稼働 釈然とせず」

 嘉田知事は「国民はまだ安全性に不安なのに、フル稼働と言ったのは釈然としない」と話した。政府の安全基準は「暫定的」と強調し、「生活を守るために夏季限定でいけない、というのは分からない」と不満を述べた。

 両知事が求めている大飯原発の「特別な監視体制」への参加についても首相は触れずじまいで、山田知事は「監視について権限は持っている。いざとなれば必要な監視は行う」と滋賀県とタッグを組んで独自に取り組む姿勢を見せた。

ソースは
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20120608000154

どうしても大飯原発を動かさなければならない理由を、夏季限定だと国民の生活が守れない理由を説明きちんとしなかった野田佳彦首相の手落ちである。

しかし、きちんと説明したとしても日本国民全ての理解を得られたかと思うと疑問にも感じるが・・・。

このような報道を見ると安易に原発の再稼働を認めようとは思わない。

ずれ動く可能性のある琵琶湖西岸の断層帯
upfl2240.jpg


地震大国である日本国にはやはり原子力発電は向いていないのでは無いかと正直感じるし、何よりも問題なのが、使用済み核燃料の処理方法が明確に定まらず、「トイレなきマンション」といわれ続けた原子力発電の現状は何も変わっていません。

原子力発電所1基を1年間運転すると、約50トンの使用済み核燃料が発生します。この中には、広島に落とされた原爆の数百発の「死の灰」が詰まっています。

日本全国で、1年に900トンから1000トンにもなります。

この「死の灰」は何万年も強烈な放射線を出し続ける、大変やっかいな「ゴミ」です。

チェルノブイリ事故のように、原子炉が壊れるような大事故があれば、これが撒き散らされます。

日本は、「再処理」と言って、使用済み燃料を薬品で溶かして、プルトニウムや燃え残りウランを取り出すことにしていますが、再処理した残りの廃液はもっと扱いにくい「高レベル放射性廃棄物」となります。

世界各国は、プルトニウムの再利用を止めて、使用済み燃料はそのまま保管する「ワンスルー方式」に方針転換しました。今では再処理しようとしているのは日本だけです。

「高レベル廃棄物」は、ガラスに溶かし込んでステンレスの容器に詰めますが、数分もそばにいれば死んでしまうほどの放射線を出します。

しかも激しく熱を出し続けるため、50年も冷やし続けながら保管しなければなりません。

冷えても放射能はまだまだ弱くなりません。無責任な推進派の学者は、「千年もすれば天然ウランなみになる」と気軽に言ったそうです!

千年(今から逆算すれば平安時代!)も後の子孫にまで恐ろしいゴミを押しつけなければならない原子力発電。一体どこが「クリーン」なのでしょう!。

しかも、この「高レベル廃棄物」を最終的にどこにどう処分するかも決まっていません。

ロケットで宇宙に放り出す案まで検討されましたが、もしロケットが事故を起こしたら地球全体が危うくなるため止めることになりました。

現在、世界各国が考えているのは地中深く、岩塩など安定した地層の中に埋めてしまうという案です。

しかし、数千年、数万年も大丈夫と断言できる場所などあるでしょうか? 特に地殻が激しく動いている地震列島である日本にはそんな場所はありません。

また、埋めてしまえば何があってもわからないので、見えるところできちんと保管すべきだという意見もあります。

日本の原発で発生した使用済み燃料は、原発敷地内の貯蔵施設に一時保管した後、再処理のためにイギリス、フランスに運び出していました。

しかし、このイギリス、フランスとの再処理委託契約が終了し、今後は青森県六ヶ所村に建設される再処理工場へ運ばれる予定でした。

ところが、高速増殖炉「もんじゅ」が事故を起こし、「ふげん」も廃止されることになり、再処理してもプルトニウムの使い道がなくなったために、使用済み燃料の行き場がなくなってしまいました。

そのため、一時貯蔵施設が満杯になり、まもなく運転できなくなる原発が出てきました。

電力会社は、やむをえず当初の設計以上に詰め込むなど、危険な方法を取ろうとしています。

行き場がないのは使用済み燃料だけではありません。

イギリス・フランスに再処理してもらったプルトニウム、燃え残りウラン、そして高レベル廃棄物が、これからどんどん日本に返されてきます。

プルトニウムも高レベル廃棄物も、その輸送は非常に危険で、環境保護団体や輸送経路の国々から激しい批難を浴びています。

かと言って、日本が生み出した毒物を、イギリス・フランスに押し付けておくことも許されません。

また、日本に持ち帰ってもどこにも最終的な置き場(捨て場)はありません。

愚かにも生み出してしまったこの核のゴミをどうするのか、推進派だけではなく、原子力に反対する人たちの間でも、真剣な議論になっています。

しかし何よりも、この未来永劫、子々孫々まで苦しめる核のゴミを増やさない=原発を止めることが、まず先決だと思います。



ランキング参加中です。
応援お願いします。
人気ブログランキングへ blogram投票ボタン
この記事へのコメント
滋賀県知事と京都府知事は、無責任です。
嫌がらせもいい加減にしてほしい。
Posted by coffee at 2012年06月09日 19:38

コメントを書く

お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

ランキングバナー

この記事へのトラックバック

野田首相会見:大飯原発再稼働の方針  知者楽水、仁者楽山とはほど遠く
Excerpt: 知者は水を楽しみ、 仁者は山を楽しむ。 『論語』の雍也篇の 子曰、知者楽水、仁者楽山 君子としての三条件の うちの重要な知者と 仁者の差異を説いた言葉。 野田首相はまさか..
Weblog: 自分なりの判断のご紹介
Tracked: 2012-06-09 12:43

丹羽「日本人はおかしい」「日本は変わった国」尖閣諸島購入の支持多数について習近平に・超マジキチ売国奴!・ODA増額要求や名古屋と新潟の土地売却も・丹羽宇一郎を在支那大使に起用した岡田克也は責任を取れ!
Excerpt: ↓忘れずに、最初にクリックお願いします。↓ 丹羽宇一郎・在支那大使 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120608-00000..
Weblog: 正しい歴史認識、国益重視の外交、核武装の実現
Tracked: 2012-06-09 19:39
ブログパーツ
アクセスランキング
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。