【企業】新日鉄の怒り 極秘技術「方向性電磁鋼板」が中国・韓国へ流出 籠絡される元社員達 - 政治経済ニュース・今私の気になる事




【企業】新日鉄の怒り 極秘技術「方向性電磁鋼板」が中国・韓国へ流出 籠絡される元社員達

 付加価値の高い鋼材の生産技術が盗まれたとして、新日本製鉄が韓国の鉄鋼大手、ポスコと同社日本法人、新日鉄元社員などを提訴した。昭和40年代に開発し、門外不出としてきた技術だけに、新日鉄の怒りは強い。ポスコに対し、1千億円の損害賠償などを求めている。ポスコは争う構えだが、敗訴すれば高収益な同事業分野からの撤退は避けられない。産業スパイの代償の大きさを知らしめる裁判となるか。

 「やはりそうだったのか」

 韓国内でポスコが起こした裁判での証言の一つから、ある新日鉄幹部は、それまでのポスコへの疑念が、明確な不正だと確信。昨年末、証拠保全手続きを申し立て、裁判所が元社員の保有していた“動かぬ証拠”を押さえた。

 新日鉄は、「時効の懸念もあり、早期に提訴が必要」(幹部)と判断。4月に不正競争防止法(営業秘密の不正取得行為)違反で、ポスコなどを東京地裁に提訴した。日本企業が、不正な技術流出で外国企業を訴える事例としては最大規模だ。

 訴訟対象の「方向性電磁鋼板」は、新日鉄の八幡と広畑の両製鉄所だけで製造されている。工場勤務の長かった幹部でも、「生産工程は見たことがない」という秘中の秘の技術だ。

 変圧器などに用いられる特殊な鋼板で、電圧変更時のロスなど従来製品の課題をことごとく解消。鉄の結晶がきれいに整列する様子から、業界では「鉄の芸術品」とも呼ばれている。

 もともとは米国の技術だったが、昭和43年に新日鉄の開発チームが性能を飛躍的に高める製造技術を確立。以降、同社は方向性磁性鋼板のトップメーカーとなり、多大な利益を得ている。

 しかし、平成16年ごろからその地位を脅かすライバルが現れた。ポスコだ。ポスコは以前から類似の鋼材を手がけていたが、「急激に品質がよくなった」(新日鉄幹部)。価格も安く、次々に顧客をつかんでいった。シェア約3割の新日鉄に対し、ポスコも2割程度と一気に差を縮めた。

 一方で、業界内にはある噂が広がった。「新日鉄の技術がポスコに流出したのではないか」−。

 新日鉄はポスコ側に真偽を問い合わせたが、独自技術と言い張るばかり。「何十年もかけ、数百億円を投じてきた技術が、なぜこんなに早く追いつかれたのか」(宗岡正二社長)。疑念は募っていった。

 平成19年、ポスコが韓国で起こした裁判をきっかけに事態は急転した。ポスコは、同社の元社員が方向性電磁鋼板の技術を中国の鉄鋼メーカーに売り渡したとして提訴。しかし、裁判で元社員は「渡したのは(ポスコの技術でなく)新日鉄の技術」と証言した。これを受け、新日鉄が調査を開始。同社元社員の証拠差し押さえを経て今回の提訴に至った。

 事情を知る業界関係者は、「ポスコ側に情報を漏らしたのは1人ではなく、グループだ」と指摘する。1990年代に新日鉄を退社した開発担当者を含む数人が関与したらしい。新日鉄が提訴したのはグループのリーダー格とみられる。

 新日鉄は、方向性電磁鋼板の製造方法は特許出願していない。秘中の秘の技術は表に出さず、隠すのが通例。ただ、関連特許は数多く、元社員とは秘密保持契約を結んでいた。

 元社員はどのように取り込まれたのか。ポスコに限らず、日本企業の退職者を積極的に雇用する外資は多い。多額の報酬が提示されることもある。「エージェントを通じて慎重に接触し、籠絡(ろうらく)する」(事情通)ケースもある。

 技術を流した側と受け取った側の関係を立証するのは難しい。裁判は長期化が予想されるが、新日鉄側は「明らかな形で情報が流出した証拠をつかんでいる」として勝訴に自信を見せる。

 元社員はなぜ技術を漏らしたのか。「結局は金だろう」。新日鉄幹部らはそう吐き捨てる。

 新日鉄が勝訴した場合、ポスコにとっては大打撃だ。韓国や中国の鉄鋼メーカーの成長はめざましく、今年10月に予定される新日鉄と住友金属工業の合併の契機ともなったが、収益の柱は品質要求の低い建設向けが中心。ポスコとしては企業ブランドを高める意味でも方向性電磁鋼板は欠かせない領域だ。「この事業から撤退を余儀なくされれば、成長戦略に狂いが生じる」(業界関係者)。

 中・韓メーカーは、最終的に日本メーカーの牙城である自動車向けの薄板分野に手を広げようしている。特許侵害も辞さない強引な手法が目立つが、新日鉄が勝訴すれば、「彼らも態度を変えざるをえない」(同)。日本メーカーの巻き返しにつながる可能性もある。(高山豊司)

ソースは
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120526-00000583-san-bus_all

ヒュンダイもトヨタやホンダの技術者を年俸数億円で引き抜きに来ているという話しを聞く。

防衛する側も全技術者にそんな額払えない以上、技術漏洩に関する契約を整備するしかないと思われる。

こういったコアな技術を開発、もしくは技術を使った製品の製造に深く関わっている技術者に対する対価が低すぎるのが最大の問題ともとれる。

技術者は40代、どの世代でもリストラされるともう後がないような状況だ。

だから韓国や中国辺りに高額給料を明示されると、クラクラしてしまうし、生活の為に技術や情報を売ってしまうだろう。

再雇用制度をきちんとして来なかった日本企業も油断があった。

従来は終身雇用という形で、企業側は特に何もしなくても技術、情報の漏洩を防ぐ事が出来ていた。

しかし今は時代も変わり、リストラが当たり前で給与も少なくなっているという実態。

技術者の中には俺が開発した技術で会社が大儲け出来ているのに対価が支払われていないと思っている人物や、リストラされて恨みを持っている人物も少なからずいる事だろう。

彼らの保護を手厚くして行かねばこのような問題は次々に起こってしまうと考える。

私企業がそもそも自社さえよければってかたちで経営され、それ以上に国家そのものが自国さえよければと言う事で、成り立っている以上その下で生き、働く個人がおのれの利益のためだけに生きようとするのは当たり前だろう。

愛社精神、愛国心、個人主義はみな親子兄弟。

技術者冷遇と国家戦略の欠如という構造的な問題があるから新日鉄を叩いてもこの問題の根本の解決はしないが、日本国を挙げてこの問題に対応して行かなければ日本国はドンドン先細りになってしまう。

人件費や大量生産では勝負をする事が出来ない日本国に置いてこれからを生きて行く為にはこのような知恵や知識と言った技術が一番の稼ぎ頭で有る事は間違いない。

やはり終身雇用が日本国には一番有っていたのではないかと考える。

給与がそれほど高くなくとも、生活はして行けるという安心感が人を安心させ、リスクを伴う行動を抑止させると考える。

企業を経営する頭の良い経営者の皆様方、善く善く考え、今後に生かして頂きたい。

会社という企業を支えているのは本当は誰かという事を・・・。


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この記事へのコメント
新日鉄は、ポスト立ち上げから、いろいろと支援していました。
こんな事になって、怒る前に、最初からポスコを支援しなければ良かったのです。
Posted by coffee at 2012年05月28日 22:39
ポスト×

ポスコ○
Posted by coffee at 2012年05月28日 22:40

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