東京近郊&東北全92ヵ所を独自調査、これが現実「観光地放射能汚染MAP」 - 政治経済ニュース・今私の気になる事




東京近郊&東北全92ヵ所を独自調査、これが現実「観光地放射能汚染MAP」

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「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿像で有名な日光東照宮では、一時0.42マイクロシーベルトを測定〔PHOTO〕足立百合

 夏休みを目前に控え、旅行の計画を立てている人は多いだろう。どこをどう旅するか---家族や友人と地図を広げながら思い悩む喜びを、しかし我々は奪われつつある。

「すでに日本中が福島第一原発から漏れ出す放射線に汚染されているが、東北・関東地方は特にリスクが高い。福島第一から100km以上離れている地域でも、風の流れや地形の問題で放射線が吹き溜まっている所があり、妊婦やお子さんの旅行先には注意が必要です」(京都大学原子炉実験所・今中哲二助教)

 東北・関東地方の自治体は役所などの公共機関にモニタリング・ポストを設置するなどして放射線量を測定しているケースが多いが、各観光地のピンポイントの放射線量まではフォローできていないため、その実態が明らかにされていない。

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 そこで本誌は夏本番を直前に控え、東北・東京近郊の主な避暑地・観光地92ヵ所を歩き回り、各地の放射線量を独自に緊急調査した。使用したガイガーカウンターは、ロシア政府が信頼性を公認している『SOEKS』。

 正確を期すため、一つの地点で5回連続で計り、その平均値を取った(上記表参照)。また、測定は地表から1mの高さで行った。

 一応記しておくと、政府が掲げる被曝限度量は年間20ミリシーベルトで、毎時に換算すると2.28マイクロシーベルトだ。しかし、この数値はまったくアテにならない。政府の被曝限度量は、広島や長崎に投下された原爆の放射線を直接浴びた外部被曝者の健康調査から、国際放射線防護委員会(ICRP)が作った基準に拠っており、呼吸や食べ物から放射線を体内に取り込む内部被曝の健康リスクが勘案されていないからだ。

 内部被曝の場合、低線量でも5年後、10年後、20年後に白血病やがん、不妊などを発症するリスクがあるため、本誌は「毎時0.16マイクロシーベルト以上は注意が必要」と警鐘を鳴らしてきた。

 それでは衝撃的な計測結果を紹介していこう。7月2日、記者はまず福島第一原発から北に約250kmの距離にある、盛岡城跡公園(岩手県盛岡市)を訪れた。

 親子連れが遊ぶ公園の中で計ると、ガイガーカウンターは毎時0.19マイクロシーベルト(以下、すべて数値は毎時)を示した。南下して一関市に入り、宮沢賢治にゆかりのある物品を展示した石と賢治のミュージアムの前で計測すると、いきなり数値が0.41マイクロシーベルトに跳ね上がった。

 周りを山に囲まれ、近くを川が流れているため放射性物質が集まりやすいのか、不気味に高い数値だ。次に世界遺産に登録されたばかりで観光客がごった返していた中尊寺(平泉町)の金色堂で計ると、0.20マイクロシーベルトという数値が出た。また、同寺の弁財天堂では、0.32マイクロシーベルトという数値が計測された。すぐ近くの場所でもバラツキが激しいのが、放射線の怖さだ。

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いきなり『HIGH』

 福島県に入ると、ガイガーカウンターの数値は極端に高くなった。6月28日にプロ野球の巨人対ヤクルト戦が行われた郡山市の開成山野球場では、2.06マイクロシーベルトを計測。隣接する開成山陸上競技場でも2.22マイクロシーベルトを計測し、黄色く染まったガイガーカウンターの画面に『HIGH』の文字が表示された。

 猪苗代湖では0.26マイクロシーベルト、同県西部に位置する会津鶴ヶ城入り口では0.26マイクロシーベルト、天守閣では0.31マイクロシーベルトを計測。福島ではどこも軒並み高い数値が計測されたが、しかし、今回の調査で最も恐るべき数値を弾き出したのは、東北道を南下して栃木県に入ってからだった---。

 7月3日、道の駅「湯の香 しおばら」(那須塩原市)で休憩のために駐車してガイガーカウンターの電源を入れると、緑色のバックライトが即座に赤に変わり、4.60マイクロシーベルトという目を疑うような数値が計測された。ピッ・ピッ・ピッ・ピッという電気音が警告音だと気付いたのは、画面に『DANGEROUS』の文字が躍ったからだ。音もなく、匂いもしない---それなのにこのガイガーカウンターは、この場所が深刻な汚染に冒されていることを告げている。敷地内で地元産の農産物を売っていた50代の女性は、次のように語った。

「この近くの小学校で、かなり高い数値の放射線が計測されたそうです。地震後、さっぱり野菜が売れなくなりました。お客さんにも『放射能は大丈夫ですか?』と聞かれますが、県からは『大丈夫』というお墨付きを貰っているから・・・信じるしかないですよ」

スカイツリーはやや高め

 今回の調査で最も放射線量が高かったのは、「湯の香 しおばら」だったが、那須塩原では買い物客で賑わう那須ガーデンアウトレットで0.72マイクロシーベルト、1100台の駐車スペースを誇る巨大商業施設イオンスーパーセンター那須塩原店で1.14マイクロシーベルトを計測している。原発から距離が離れているにもかかわらず、異常に放射線量が高い地域を「ホットスポット」と呼ぶが、那須塩原は典型的なホットスポットなのかもしれない。筑波大アイソトープ総合センターの末木啓介准教授(放射線学)は次のように言う。

「放射性物質は、エアロゾルという塵やホコリの塊にくっついて運ばれます。無風ならエアロゾルは上空に上がったままですが、風の気流に乗ると、その風向きに流されていく。メルトダウンが起きたとされる3月15日は、朝から北風が吹き、エアロゾルが南方向に流れたのです」

 北風は3月21日にも吹き、茨城南部や栃木北部、千葉北西部に風が流れた。そして同日には同地方で雨が降ったことから、那須塩原周辺にエアロゾルから雨と一緒に放射性物質が落ち、ホットスポットとなった可能性がある。

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JR軽井沢駅では0.25マイクロシーベルトを測定した。福島第一原発からは約250km離れているが・・・[PHOTO]梅木康一朗(以下同)

 那須から約70km西に車を走らせ、那須火山帯の最南端に位置し、 '99年に世界遺産に登録された社寺群で有名な観光地、日光市を目指す。日光では、JR日光駅で0.25マイクロシーベルト、日光東照宮正面で0.28マイクロシーベルト、名瀑として知られる華厳ノ滝で0.29マイクロシーベルトと、標高が上がるほど放射線量は高く計測された。周囲を男体山など2000m級の山々に囲まれているだけに、山の谷間を抜けて日光周辺に放射性物質が流れ込み、吹き溜まったのかもしれない。

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上野動物園の表門では、0.21マイクロシーベルトを測定。子供が多く訪れる場所だけに不安は拭えない

 魚介類から基準値を超える放射線量が検出され、漁業に大打撃を受けた茨城県ではひたち海浜公園西口前(ひたちなか市)で、0.30マイクロシーベルトという高い線量を測定。そこから海岸線を約150km南下した千葉県鴨川市の大型水族館、鴨川シーワールド入り口は0.14マイクロシーベルトだった。

 1300万人が暮らし、国内外から多数の観光客を集める東京都はどうか。浅草(台東区)の浅草寺本堂では、0.21マイクロシーベルト、仲見世では0.20マイクロシーベルト、雷門前では0.22マイクロシーベルトという比較的高い数値が出た。上野動物園表門(台東区)と東京スカイツリーのふもと(墨田区)は、ともに0.21マイクロシーベルト、港区のフジテレビ正面入り口も0.24マイクロシーベルトと高線量だった。

 一方、渋谷センター街では0.16マイクロシーベルト、六本木ヒルズ(港区)は0.11マイクロシーベルト、としまえん(練馬区)は0.15マイクロシーベルトと比較的低い線量だった。神奈川県足柄下郡の箱根温泉郷の湯本大橋上では0.18マイクロシーベルト、同県藤沢市の江の島片瀬西浜では0.12マイクロシーベルトと、他県と比べて低い数値が目立った。

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比較的線量が低かった神奈川県藤沢市の片瀬江ノ島付近。海開きした海水浴場には安全宣言が出されている

 本誌が計測した数値を、高いとみる人もいれば、低いとみる人もいるだろう。ただ一つ確かなことは、無策な政府しか持たない我々は、自分の責任で、進むべき道を選択しなければならないということだけだ。今回の調査結果がその一助になることを祈っている。

ソースは
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/12311

最後の一文に尽きると私は思う。

高いとみる人もいれば、低いとみる人もいるだろう。ただ一つ確かなことは、無策な政府しか持たない我々は、自分の責任で、進むべき道を選択しなければならないということだけだ。

私の私見だが、このデータより福島県、栃木県の一部を除いてはどこに旅行に行っても問題はなさそうであると思う。

夏休みに子どもを何処に連れて移行などと悩んでいる人も多いであろうが心配はそれほどなさそうであると私は思う。

すべては自己責任。

今の政府、これからの政府にしても何の対策も取られないと思われる。

後の世に後悔しないように今を生きて行きたい。



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